今までタクシーを運転していて、迷惑だと思ったお客様の注文

タクシー
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タクシードライバーをしていると当然多くの人と出会う事が出来るのは想像できると思いますが、中々変わった事を言う人も一定数存在してくるのもまた事実です。

変わった事を言われようが何だろうが我々タクシー運転手は基本的にお客様の言う事は可能な限り聞くのもまた仕事になってきます。

当然そこには金銭が発生するので、ボクは余程の事が無いと断るという事はしないのですが、以前断った事のある事案のブログも書いてあるので、興味のある方は読んでみてください。

さて、本日のブログはツイッターでリクエストというか、質問があったので、『迷惑な使い方をされたことある?』という事について書いてみたいと思います。

お時間ある方は今日もシィ坊(@shiybou)にお付き合いください。

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タクシーのお客様にされた変わった依頼

タクシー運転手をしていて迷惑な使い方をされたという記憶はボクにはそれほどありません。

結局ボクの場合はお金がもらえるのであればそれで良いという考えもあるのですが、通常運賃だけ渡されても割に合わないよな。と思う様な依頼は多々あります。

ボクが割に合わないと思う事でよく依頼されがちなのが、異常に重たい荷物を階段しかない団地の5階まで運ぶ仕事です。

やる義務は一切ないのですが、断るのも可哀想かなと思って運んであげてもチップの一つも出しゃしない輩がいますからね。

しかしどうせ書くならもっと少数な珍しいものの方が良いので、今回は変わったお客様からの迷惑な依頼を書きたいと思います。

若い女の子からの無茶な依頼

普段中々手の上がりにくい場所で手が上がりました。

近辺に何らかの施設があるわけでもなく、駅から近いわけでもない場所。何ならあまり人なんて歩いていない様な場所です。

そんな所をタクシーが走る場合はどこかに行った帰り道というのが相場ですが、ボクの場合は暇だったのでドライブがてら流していました

まぁどんな状況であってもお客様に出会えると言うのは有難い事なので、ボクは躊躇なく止まってドアをあけました。

乗ってきたのは若い女の子です。10代後半といった感じでタクシーに乗ってくるお客様の年齢層から考えるとかなり若いという印象をうけました。

『どちらまでいきますか?』というボクの問いに対して彼女は『あの急坂上まで行ってもらえますか?』という坂を登るだけの依頼でした。

でもボクは理解できます。

距離こそそれ程長くはないかもしれませんが、歩いて登るにはかなり労力を使う事になる坂です。

ボク達地元のタクシー運転手は雨の日は避けろと言われている程急な坂で、コース取りを間違えたらタイヤが滑って上がる事が出来なくなる程急な坂道なんですよね。

山の多い土地なら一カ所くらいは存在する無茶な坂と言うかむしろ崖。いくら若いと言えどもそんな坂登りたくないよね。

ボクは快く引き受けて坂の上に向かって走り出しました。

坂の上に到着してみると…

一番急こう配の坂の上に到着したので、ボクは『どの辺りに止めましょうか?』とお伺いしたところ、もう少し上まで行ってくれとの指示がでたので、曲がりくねった山道を上がっていきました。

ドン付きが丁字路になっている所で彼女は言いました。

 

Uターンして勢いよく下ってください!

 

言ってる意味が全くわかりません。

だいたい勢いよく下るって言っても限界がありますからね。

そもそもタクシーのタイヤって中々減らない様に出来ているそうで、滑りやすい事この上ないんですよね。

ボクは会社が支給してくれているというか勝手に付けてくれるタイヤがあまりにも滑るので、適当なタイヤに履き替えているのですが、はっきり言ってそれでも嫌です。

もし事故でもしたら責任を取るのはボクなわけじゃないですか。

自分で依頼しているのだからお客様が怪我をする事なんて何とも思いませんが、責任はボクが取らなければいけないわけですよ。

はっきりとわかりやすくオブラートを全部舐めて溶かして言いますが、『何言ってんの?馬鹿なの?』としか思いませんよね。

取り敢えず事故起こしたら困るからという理由でやんわり断ってみたのですが、彼女は言いました。

 

『そうですか。他の運転手さんはやってくれたんですけども…残念です。』

 

それよく言うよね。他の運転手はやってくれたって言ったら何でも通ると思ってるよね。

じゃぁその運転手にやってもらえば?そんなもん知ったこっちゃねーわ!ってボクは思うんですよね。

とはいえ、どうせボクも元の道に戻らなければいけないわけなので、1人で下る時はどうせ勢いよく下っていく事に間違いはありません。

同じ戻るなら賃走で戻りたいというのがボクの本音になってしまいます。

お金になるなら何でもするというボクのポリシーに反する事無くお客様を乗せてご依頼通り勢いよく下ってあげました。

勢いよく坂を下った様に感じさせるコツ

こんなコツを知った所で使いどころは一切ありませんが、タクシーでよく言われる『急いでください!』という依頼に対して応用できます。

お客様は基本後部座席の左側に乗車される事が多いと思います。

ですので、左側に可能な限り寄せて走ります。景色の流れが速くなるので、大してスピードを出さなくても早く走っている様に感じます。

そして早く走っている上で最も大事なのはGをかける事です。

高速道路なども無意味に車線変更を強めにする事で急いでいる感と体感的にスピードが出ている様に感じます。

ですので、カーブを曲がる時にブレーキを遅めにかけて、一気にハンドルを切ってアクセルを入れてあげれば遠心力が大きくかかるので、勢いよく走っていると錯覚しますよね。

誤魔化しながら交通ルールの範囲内で可能な限りお客様のご要望にお応えしなければいけないのが辛い所ですが、お金をくれるのでそれはそれで良しとしておきます。

タクシーはタクシーとして利用してください

彼女は元の手を上げた位置まで戻るとお金を払って降りて行きました。

そう、飴ちゃんも置いていかないで

まぁ置いて行く理由はないので、それはそれで別に良いんですけどね。

 

タクシーというものは一体何なのかと考えたらボクは移動する手段だと思っています。

乗った場所からお客様の任意の場所までお送りするのがボク達タクシードライバーのお仕事だと思っているので、坂を無意味に登ったり下ったりするのが正しい使い方ではないと思っているんですよ。

とはいえ、ボク達タクシードライバーは乗って頂いてなんぼの商売ですので、乗って頂けるならどんな事でも有難いのは有難いんですけどね。

ボクはたまたまそれくらいの事ならする運転手でしたが、運転手によっては本気で怒る人もいるかもしれないので、気を付けて遊んでくださいね。

この記事を書いた人
シィ坊

兵庫県芦屋市で倒産寸前の会社を経営しながら阪神間を拠点にタクシー乗務している副業ドライバー。
タクシー乗務中に起こった出来事や私生活の事を徒然なるままに記しています。
読んでくれた方が少しでも笑顔になってもらえるように役に立ちそうで役に立たないブログを更新しています。

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柔道参段 体重115キロのタクシー運転手

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