タクシーの中で何かを始める熟年カップルとスマートフォン

タクシー
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最近何故か妙に伸びている記事があるのですが、それが去年くらいに上げた節分の事を書いたものなんですよね。

まぁ時期的に節分が近いから伸びているのかなと勝手に思っていたのですが、どうやら国内からのアクセスではない様子なんですよね。

ボクのブログのアクセス解析的なものは、一日に何人の人がこちらに来てくれて、何人の人がどの記事を読んでいて、どの様な検索をかけて辿り着いたかなどがわかるのですが、何故必要なのかはわかりませんが、どの国からアクセスされているかという事も解るようになっているんですよね。

極々稀に海外から謎のアクセスは今までもあったのですが、節分の記事に限ってはビックリするくらい海外からのアクセスがあるんですよ。

そして挙句の果てには海外の方から文字化けしまくった謎のメッセージも送られてきたりしていて、何かの苦情やないやろな…とドキドキしているのですが、まぁ気にしないでおきましょう。

因みにアクセスがあるのはアメリカからです。

アメリカ人は節分に興味があるのか、ボクの書いた節分の記事か気に入らないのかしりませんが、基本的に気にしないで進めていきたいと思います。

節分って何?と子供に聞かれた時の為に知識を入れておこう!
1月も終わって、早くも2月になっていますね。年齢を重ねる度に時間が早く感じてしまうというのは本当の事なのだと実感している今日この頃です。 お子様が保育所や幼稚園に行っている方は、節分の時に使う鬼のお面を持って帰ってくるシーズンですね。...

得意の無駄に長い前置きはこれくらいにしておいて、本題に入っていきたいと思います。

今回は勿論去年の12月29日の2本目の話しになります。

前回書いた乗り逃げまがいの話しが終わって、吹田から会社に帰る途中で起こった出来事です。

前回のブログを読んでいない方は時間が有れば読んで頂ければと思います。

犯罪ではない乗り逃げも、場合によっては詐欺事件となります!
最近パソコンに向かう時間がグッと増えてきたのですが、このサイトの更新が中々出来ていないというよくわからない事になってしまっています。 とはいえテキストを書いている本数だけなら今週だけでも7本書いているので、どうしても内容がぺらっぺらに...
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傷心の中会社に帰る途中で手が上がったお客様

ボクはさっさと会社に帰って、さっさと家に帰ろうと思って、普段中々走らない手の上がりにくいルートをあえて選んで走っていました。

基本的にお客様を乗せるつもりもなかったので、表示板を予約車にして走行していました。

普段なら手の上がらない場所で表示板が予約車なら普通に考えたら手が上がる要素はないのですが、何故か手が上がりました。

しかも近辺にはお店などもない、本当に上がる要素が全く見当たらない場所です。

ボクは乗せるつもりはなかったのですが、不意に手が上がったので反射的に止まってしまいました。

まぁまぁ熟年のカップルが乗り込んでくる

年の頃で言うと50歳前後といった雰囲気の熟年カップルが乗り込んできました。

『運転手さん、予約になってるけど大丈夫?』

それに気付いていながら手を上げるなんて中々の猛者ですよね。

ボクは『すいません、空車に戻すの忘れていただけなんで大丈夫ですよ!』と言って取り敢えず乗って頂く事にしました。

行き先を告げられたのですが、ちょっと離れた所にあるホテルの名前だったんですよね。

道順を確認したのですが、『好きな様に行ってください。』という事だったので、ボクは自分の思う最短で着くルートを走っていきました。

特に何かを言われる事もなかったので、『あぁ、この道で問題なかったか。』と安心しつつも、先ほどの吹田の件もあったので『この人たちはお金持ってるよな…大丈夫かな…』と完全に引きずっている状態でした。

不倫カップルだと気付く

走り出して程なくしてから女性のお客様が話し始めました。

女『明日子供さん送って行かなあかんのに大丈夫なん?』

それに対して男性が返します。

男『そんな早く起きるわけやないから問題ないわ』

男性には子供がいるという事がここで判明しました。しかも送って行くという事はそれなりに小さな子供に違いありません。

しかし、現時点では一人親家庭であるという事も否定はできませんからね。まぁボクにとってはこの二人の関係なんてどうでもいいのですが、もし仮に不倫だったら奥様やお子様が可哀そうかなーという程度に思っていました。

そして女性が返します。

女『あんまり遅くなったら奥さんに怒られるで。大丈夫?』

ここで男性には奥様がいらっしゃるという事が判明したので、不倫だという事が確定しました。

ボクにとっては全く関係ないので確定したからと言ってどうこう言う事もありませんし、兎に角お金さえ支払ってもらえれば本気でどうでも良い事です。

指定のホテルまで約半分が経過した頃

後ろでは何やらヒソヒソと話をしていますが、お客様同士何をしゃべろうがボクには関係ないし、特に興味もないので、ラジオに耳を傾けながら運転を続けていました。

しばらくすると男性が小さな声で『もう我慢できひんわ。』と言っているのが耳に入ってきました。

こういう場合怖いのが嘔吐しそうなのを我慢出来ないという事もあるので、もしそうなら車を止めないと掃除するのが面倒でしかたありません。

危険そうなら車を止めないといけないかなと思いながらお客様の言動に注意を払っていたのですが、どうやらそうではないようです。

女性が『ちょっと!もうすぐ着くやんか!』という返答だったので、成る程と思ったボクは取り敢えずアクセルを強く踏む事にしました。

女性が何度も『やめてよ!』という様な事を繰り返していると男性がまぁまぁ大きな声で言いました。

 

 

もう我慢できない!

 

 

ケロッグコンボや

 

 

今となっては懐かしいケロッグコンボのCMでおなじみのセリフと完全に一致しました。

後部座席で何かが始まる

これはあかんやろという音なり声なりが聞こえ始めたので、さっきの吹田の件でイライラしていたのか、器が小さくなっていたのかわかりませんが、ボクはお客様に言ってしまいました。

ボ『お客さん。もうすぐ着くんで勘弁してもらえませんか。』

しかしボクの声が聞こえているのか聞こえていないのかわかりませんが、おさまる気配は全くありません。

若干車が揺れ出してきたのでボクはブレーキを踏んで路肩に止めて言いました。

ボ『大人しく座っててもらわれへんのやったらここで降りてもらえます?』

もし猫や車、何なら人などが飛び出して来たらボクはおそらく急ブレーキをかける事になるでしょう。

そうなった時に後部座席でちゃんとシートベルトをして座っていなかったが為にお客様がお怪我をしてしまったら困りますし、車内事故となってしまい、過失は運転手のボクとなってしまいます。

お客様にお怪我をさせてはいけない!

この素晴らしい正義感から出た言葉だという事だけはわかっておいてください。

まさに運転手の鏡です

決してオッサンとオバハンの情事が始まって気持ち悪いと思ったからではないという事は肝に銘じておいてください。

目的地到着!

ボクの正義感が伝わった様で、とても大人しくなった熟年不倫カップルはそれからはシートベルトを着けなおしてお行儀よく座って小声でお話をする程度になってくださいました。

しばらく走って目的地に到着し、しっかりとお財布からお金を出してくださり、料金を支払って下さった上に、お釣りは結構ですと言われてチップまで頂いてしまいました。

とても良い人達です。

ボクは『御忘れ物無いようにお気を付けくださいね~!』と言って送り出して、帰路につく事にしました。

しばらく走ったら聞き覚えの無い着信音が後部座席から聞こえてきます。

携帯電話の忘れ物です。

あれほど忘れるなと言っていたのに気分が悪い事この上ありません。

当然ボクは降りる際にお客様にも気を付けていただきますが、自分の目でもシートの上を確認して忘れ物がないかチェックしています。

確かにボクの目に携帯電話は入ってきませんでした。

何処で鳴ってるんだ?

車を止めて後部座席を見てみると、運転席の後ろの右のドアのすぐ横の足元にiPhoneが転がっていました。

車の中でガチャガチャするからこんな所に電話を落としていくんだ。

取り敢えずさっきの人が落としたのは間違いないから電話に出ました。

男『あ、携帯落としたんですけど、どこにありますかね?』

ボ『あぁ、先ほどのお客様ですね。タクシーの中に落ちてましたよ。』

男『今いるところからのタクシー代払うんで、さっきの所まで持ってきてくれませんか?』

ボ『いいんですか?さっきのホテルですよね?』

男『こちらのミスなんで料金はお支払いします。』

ボ『けっこう金額でますよ?本当にいいんですか?』

男『はい!絶対いる物なんで料金はいくらでもお支払いします!』

ボ『わかりました。では先ほど降りた場所でお待ちください。』

結果としてラッキーですよね。

まぁ基本的に弊社で忘れ物をしたら、メーター料金払ってもらって届けるご本人が会社迄取りに来るかの二択なんで、ボクは別に悪い事をしているわけではないんですけどね。

でもやっぱり悪い様な気がしますよね。

帰るのが面倒臭くなったから高速道路を使って戻っていて、ついさっき会社の近所で降りた所ですからね。

ボ『すいません!お待たせしてしまってもうしわけないです!料金は高速代合わせて11,260円です!』

男『え!…わ、わかりました…』

ここで今日一がでました。

ボ『ありがとうございまーす!

とても良いお客様でした。

この記事を書いた人
シィ坊

兵庫県芦屋市で倒産寸前の会社を経営しながら阪神間を拠点にタクシー乗務している副業ドライバー。
タクシー乗務中に起こった出来事や私生活の事を徒然なるままに記しています。
読んでくれた方が少しでも笑顔になってもらえるように役に立ちそうで役に立たないブログを更新しています。

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柔道参段 体重115キロのタクシー運転手

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