わざわざ人が多いとわかっていたのにも関わらず、子供の夏休みの思い出にと思って城崎マリンワールドに行ってきました。
先日更新させていただきました、大阪のドラえもん展から出た足で兵庫県北部に向けて出発しました。当然貧乏家族ですので、車中泊をするつもりで車を走らせました。
他の県ではどうなのかわかりませんが、城崎マリンワールドはテレビCMも流れているので、兵庫県民的には聞いた事のあるスポットに違いありません。
そんな城崎マリンワールドですが、私の思っていたのとは違い、危険な場所でしたと言わせてもらいます。
まだ夏休みもあるし、子供を連れて行ってみようかな?と思っている人は是非参考にしてみてください。
城崎マリンワールドは時期を考えて行くべき場所
私と家族で行った城崎マリンワールドですが、行った日時は2019年8月12日でした。
連休最終日という形ではありますが、基本的にそのままお盆休みに流れ込む人も多くいらっしゃると思うので、連休中と言っても過言ではないでしょう。
そしてタイトルにある危険というのは、お盆時期に行ったから人が多くて危険という訳ではありません。
勿論人が多いというのも危険になっている要素ではあるとおもうのですが、私の言う危険はそこではありません。
先ずは城崎マリンワールドとはそもそも何なのかを書いていこうと思います。
城崎マリンワールドとは一体何なのか
『何なのか』と書いてみたものの、城崎マリンワールドと聞けば名前の雰囲気で大体何なのかおわかりいただけると思います。そうです。水族館です。
見る水族館という形から、感じる水族館という形を目指しているという事ですので、見る水族館と私が勝手に思っている天保山の海遊館とはまた違った形式ではあります。
ペンギンが通路を歩いてみたり、トドを高い岩場から飛び降ろしてみたりとなんやかんやとイベントは多く用意されています。
アジの生け簀で釣りをして、釣ったアジを近所の店で調理して天ぷらにしていただけるというサービスも行っていますが、アジの天ぷらごときに40分待ちと書かれていては絶対食べたいと思いませんよね。
とは言ってもこれはお盆中で人が多かったからなので、普段は流石に40分も待たないと思いますので、自分で釣ったアジを天ぷらにしてほしいと思っている方は是非行ってみてください。
思ってたのと違う!水族館のあるべき姿
これは私の勝手なイメージなので、賛否あるとは思いますが、この糞暑い時期に何故水族館を選んでいるのかを理解して水族館は作って頂きたいですよね。
水族館=館内というイメージが私は強いので、『暑くても子連れで行ける』と思って水族館を選んでいます。
半分くらいが外だったら、別に動物園でもいいんですよ。実際私の家の近所の王子動物園と比較してみても、館内の量がそれ程変わらないんじゃないのこれ?と思ってしまう程外率が高かった様に思います。
しかも館内も空調がそれ程きいていなくて、汗だくになってしまう程です。
子供達なんて風呂上りかと思うくらい頭がビチャビチャに成る程汗をかいていて、危険以外の要素がみつけられませんでした。
人が多すぎて館内に戻る事さえ出来ない
前半戦の館内の観覧スペースを出てしまうと、後は最後まで外です。
あまりにも暑くて子供達もばててきているので、いったん館内に引き返そうかと思ったのですが、当然人の流れを逆走しなければ館内に入れないので、人の多い期間に行ってしまうと引き返す事もできません。
出口付近には少しでも涼を取ろうと多くの人たちがたむろしているのも手伝って、子供の手を引いて引き返すのは無理でした。
仕方がないので、カフェにでも入ろうかと思ったのですが、当然の様に満席で、全く入る事ができませんでした。
涼を取る場所を作って欲しい
アシカの水槽には地下に入ってチューブ水槽を行き来する所を見られる場所があるので入ってみました。
日差しが無いから涼しいかな?というのと、あわよくば空調効いてるんじゃね?と思って入ってみたのですが、風の動きが全くないただの蒸し風呂でした。
一応大きな扇風機的なものはあるのですが、笑けるくらいぬるい風が出てきていてただただ気持ち悪く、暑いが故に変に生臭いとんでもない場所でした。
基本的に海沿いに作られている施設なので日差しを避けるものが特になく、ただただ太陽に照り付けられて体力を奪われていく状況でした。
よく遊園地とかで見る、デッカイ氷をその辺に置いておいてくれるとかが有れば多少体も冷せるのでしょうが、そんな優しさはありませんでした。
次男がぐったりしだして鼻血がでる
私もヨメも暑さに参ってきてしまったので、まだメインであるイルカ・アシカショーを見ていないにも関わらず『もう帰ろう。早く車に戻ろう。』という話をはじめました。
もう周りを見ずに帰り方向に歩いて行くと、露天でかき氷を売っている店がありました。
こんなもん買うしかないですよね。私の運営している店の隣の店では150円で売っている極々普通のかき氷ですが、そこでは400円しました。
この際400円が1.000円でも買いますよ。
仮に1個2.000円でも子供達の分だけは買います。
そんな天の救いにも似たかき氷屋さんが並んでいない訳ないですよね。炎天下に行列ができていましたが、そんなもん並びますよ。
そしてようやく2番手になった時に前に並んでいるお姉さんが私が抱いている次男を見て言いました。『お子さん鼻血でてますよ。のぼせてるんじゃないですか?』
とりあえず鼻を拭いてあげて、ようやくゲットしたかき氷を食べさせました。
食べたら元気になってくれたので一安心です。
最後は流し見
取り敢えず次男も元気になったので、イルカ・アシカショーを見る事にしました。
タイミング的に丁度始まるところだったので、見る事にしたのですが、終盤になって抱っこしていた次男がお昼寝タイムに入ってしまいました。
この糞暑い中でよく寝るなと思いながらも、あまりに暑いので私の被っていた帽子を団扇代わりにして扇いでたのですが、段々体が熱くなってきたので、私は先に出て日和山ミュージアムとやらが無料で開放されているので、そこに行って涼を取りながら、次男の体を冷やすべく帽子で扇いでいました。
行く時期を間違えたら城崎マリンワールドは危険
水族館とは言え、中々外の割合が多い城崎マリンワールド。夏場に行くのは絶対危険です。
暑さ対策がしっかり出来ていれば問題ないのかもしれませんが、対策していた所で暑いものは暑いので、春や秋の様に気候が良い時に行った方が絶対に楽しむ事ができます。
私の様にただただ水族館に行くという感覚だけで行ってしまうととんでもない事になるのでご注意ください。
城崎マリンワールド自体がどんな場所で子供と行くとどうだとかを本当は書きたかったのですが、暑すぎてそれどころではなく、中盤以降は写真さえ撮っていない程余裕がありませんでした。
次回は気候の良い時期の平日に行って城崎マリンワールドの真の実力を見てみたいと思います。
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