私の歴史に新しいページが書き足される事になりました。
それに伴いプロフィールも書き足していますので覗いてみてください。
今回私の歴史に刻まれて1ページは店舗の閉店です。
そしてもう1つ書き足されるのが、新店舗の開店です。
会社や店を経営するって本当に難しいですよね。ちょっと1店舗目の調子が良かったからと言って、調子に乗って店舗展開をすると痛い目をみるという事が身に染みてわかりました。
店舗の閉店と開店
2店舗目として出させていただいたラーメン屋が超不振だったので、いよいよ閉める事になりました。
2千万円近く使って気合を入れて作り込んだ店を1年で閉店させる事になってしまったのは私の不徳としか言えず、社長をはじめ建築部門にも迷惑をかけてしまいました。
4月7日に閉店させて、4月23日に新店をオープンさるというタイトなスケジュールを何とかこなし、現在オープンから約1週間が経過して、多少の余裕もでてきたのでこのようにブログの更新を再開させていただきました。
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新店オープンとは言えども…
このブログは決して私の店を宣伝するための物ではないので、どこで店を始めたのかを書こうとは思っていないので書きませんが、とんでもない場所で開店させました。
私と前店舗の店長が隣り合わせで店を出したのですが、2店舗合わせても家賃が5万円という破格の値段です。
そんな値段という事は、そんな値段なりの人しか来ないという事です。まぁある意味私と元店長は島流しにされたという感じなのかもしれませんが、前店舗の借金を返すまではこの地で戦い続けなければいけません。
そもそも何で隣合わせなのかという話ですが、今回の店舗は超寂れたフードコートです。本来ならば1店舗で経営しなければいけないブースなのですが、まぁまぁの広さなので無理やりお願いして2店舗出させてもらいました。
そもそも借り手のなかった物件なので、こちらが何を言おうが『借りてくれるなら何でもOK』って感じの雰囲気が漂っていたので、お願い出来る事は取り敢えずお願いしてみました。
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毎月の返済金額
毎月借金を返済していく事と、固定費や光熱水費等々を考えて計算した結果、2店舗合わせて72万円支払わなければいけません。当たり前ですが、1店舗当たりの負担は毎月36万円となりますよね。
この金額をこんな寂れたフードコートで返すなんて無謀以外の何物でもありませんが、借りたものは返すのが当然の事なので、返していく以外の選択肢がありません。
私と元店長の店はいったいいくら稼げば私達自身の給料が出るのでしょうか。
出来る事なら考えたくもありませんが、考えない事には目標も立てる事が出来ないので一応計算してみました。
毎月の目標売上
毎月の目標売上は最低でも返済分の36万円を各々の店舗で出さなければいけません。まずはこの金額さえあれば、家賃と光熱水費と借金返済分は確保できます。
しかしこれだけでは絶対に無理ですよね?
私も元店長も家族がいるので、お給金を持って帰らなければいけません。
取り敢えず25万円くらいは最低でも持って帰りたいので、総支給30万円と計算しておきます。
現時点で毎月の売り上げは66万円という事になります。しかしこれだけではいけませんよね。
売る物が無くなってしまっては困るので、食材仕入費が絶対にかかってきてしまいます。
こんな場所ですので、ロス計算も含めて食材費率は40%としておきましょう。
となると毎月110万円の売上が最低でも必要という事になってしまいます。
家族の事も考えると毎週1日くらいは休みたいので、26日勤務とすると、1日の平均売上は42,308円という事になりますよね。
さてここで問題です。
家賃が2店舗で5万円の場所で日商平均42,308円取れるでしょうか?
無理ですよね。
それだけ取れる場所ならそんなバカげた安さの家賃じゃないですからね。
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恐らく詰んだ
計算するのも嫌ですが、仮に全く給料を取らなかったとしてもそれなりの金額を売上ないといけません。
この場所、この地域の活性を試みて何らかの打開策を考えないと本当にどうしようもない状態になりそうな気がします。
ヨメや子供の事を考えると、今よりも生活水準を下げるわけにはいかないのでアルバイトもしなければいけないでしょう。
令和という新しい時代が始まろうとしている時に私も元店長も最低7年は地獄の時代を過ごさなければいけません。
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最後に
私と元店長以上に令和7年を待ち望んでいる人はいないのではないかと思います。
元号が変わるこの時から地獄が始まる方がもしいらっしゃるならば頑張りましょう!
暗黒時代を乗り越えれば明るい時代がやってくると信じて生きていきましょう!
そして最後の最後に知っていてもらいたい事があります。
弊社建築部門で100万円以上の仕事をしたのですが、5ヶ月程それが振り込まれてきておらず、噂では相手の会社は倒産させて社長は自己破産するそうです。
この局面でこんな事になるなんて、本当に運がないとしか思えません。
これが俗に言う踏んだり蹴ったりというやつですね。
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