世の中には数多くの噂話や都市伝説が存在している事は皆様ご存知だと思います。
何らかの噂が立つという事は何なりかの理由が無いと噂なんて広がっていくものではありませんよね。火の無い所に煙は立たずという言葉がある様に、何もない所から何かが発生する事はないと私は思っています。
今回は一部の人に囁かれている噂の『稲荷神社に行ってはいけない』という事について書いていきたいと思います。
本当に稲荷神社に行ってはいけないのか。
もし行ってはいけないという事が本当ならば、何故言ってはいけないのか。
そもそも稲荷神社とは何なのか。
この様な事を書いていきたいと思います。
稲荷神社は何故行ってはいけないと言われるのか
そもそも神社にお参りしてはいけないという事などあるのでしょうか。
私は特に思っていませんが、私も『ここは行きたくないな』と思ってしまう神社があります。
先ずはそこから書いていきたいと思います。
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行きたくない、行ってはいけない神社の特徴
ここに書くのは特に神社だからとかいう事もないかもしれませんが、私が思う『行きたくない、行ってはいけない神社』の特徴を書かせていただきます。
・見た目から汚い神社
これは当たり前と言えば当たり前なのですが、掃除が出来ていないのは勿論の事ですが、古くてボロボロというのも良い事はありません。
神様がいらっしゃる場所を美しく保てないのは、その神社に勤めている方々の想いもその程度のものだという事です。
・神主さんや奉仕人さんの態度が横柄な神社
横柄と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、あまり態度のよろしくない神社ってけっこうありますよね。
神様にお仕えする者として相応しくない態度をとる様な人がいる神社は当然ではありますが、お勧めできません。
・有名パワースポットになってしまって、人が多くいる神社
これはパワースポットなので、基本負のオーラを持った人が多く訪れてしまう事で、パワーをもらうつもりが奪われかねないという話を聞いたからです。
そもそもパワースポットには相性という物が存在しているらしく、『ここは良いらしい』という様な安易な考えで行ってはいけないそうです。
もしパワースポットに訪れる際はしっかり下調べしてからいく事をお勧めします。
かなり簡単にかきましたが、私が思っている行きたくない、行ってはいけない神社の特徴です。
当然プロではないので、参考までにしてくださいね。
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稲荷神社とは何なのか
稲荷神社というのは、よく見る狐のあれです。
厳密に言うと白狐さんなのですが、石で出来ているので私たちにはネズミ色に見えますよね。
とは言え稲荷神社の神様が狐というわけではありません。
あれはあくまで神様の使いだそうなので、神様が狐だと思っている方は残念ながら不正解です。
稲荷神社が出来た理由
そもそも稲荷神社が何故できたのか。
本当の理由は昔の事なので、私には全くわかりません。
私が聞いた話は2つあります。
①昔々にとある豪族が餅を的ににして弓矢の練習をしていたそうです。
すると餅が鳥になって飛んで行ったそうです。
既に意味がわかりませんが、取り敢えず続けます。
その餅から変身した鳥が降り立った場所には多くの稲が生っていたそうです。
それを見た豪族はその場所に社を建てて『稲荷神社』としたそうです。
あまり意味が分かりませんが、昔話しというのは大抵こんなもんですよね。
それではもう一つを書いていきますが、ほぼ同じなのでがっかりしないでください。
②昔々とある豪族がお家の近所の原っぱを眺めていると、白い狐がこちらを向いて立っていたそうです。
その年の秋にはその場所で多くの稲が育ち、多くの実りを得たそうです。
それで、感謝の気持ちを込めてその場所に社を建てて『稲荷神社』としたそうです。
①も②もさしてかわりませんんが、共通しているのは『その場所で米が沢山とれた』という事です。
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稲荷神社という名前の由来
先ほど書いた様に、米が沢山とれたという事で、『稲が成る』から『稲成り』→『稲荷』となったそうです。
という感じで稲荷神社となったので、もちろん五穀豊穣の神様という感じになっています。
しかし、最近では大人の事情で商売繁盛や子授等々色々増えている様ですが、元は五穀豊穣の神様です。
何故稲荷神社に行かない方がいいという噂があるのか
そもそも稲荷神社の数は全国に35,000程あるそうです。
この数は勿論1位で2位の八幡神社よりも10,000程多いぶっちぎりの1位です。
『そんなに多いという事は、みんなに愛されているのかな?』と思う方もいらっしゃると思いますが、こんなに数が多いのには理由が存在しています。
勿論農業国家だったかつての日本に五穀豊穣の神様が重宝されるのは当然と言えば当然なのですが、少々違った理由で増えていったそうです。
それは、江戸時代にお金を支払うだけで分社してもらえて、爆発的に増えたからと言われています。
増える分には特に問題もないし、お金で分社されるという事自体も特段の問題はないと私は思っています。
しかし、増えたのはいいですが、しっかりメンテナンスされていない事が問題です。
綺麗にされていない神社や放置されているかのような社が増えてしまった事が問題なのです。
そんな所に祀られている神様が人間の為に良い仕事をしてくれるとは到底思えませんよね。
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お稲荷さんには神道派と仏教派がある
稲荷神社には神道系と仏教系の2種類が存在しています。
神道系で誰もが知っていると私が思っているのは、京都の伏見稲荷大社ですね。
仏教系では豊川稲荷ではないでしょうかね。
そして、行ってはいけないと俗に言われているのは仏教系です。
一般的に神道系で祀られている宇迦之御魂神(うかのみたま)という神様だそうです。
それに対して仏教系では荼枳尼天(だきにてん)という外国の女神が祀られているそうです。
この荼枳尼天という女神が聞いた話では祟り神の一種だそうなのです。
これも別に私が見たわけでもないので、本当の所がどうなのかはわたしにはわかりませんし、さして興味もありません。
神道系と仏教系の見分け方
別に私はどっちがどうでもいいのですが、このように聞いてしまうとどっちがどっちか見分けを付けたいという人もいると思うので、書かせていただきます。
サクッと書きますが、神道系は鳥居があって、仏教系はお線香の匂いがしています。
大概これで見分ける事が出来るとは思いますが、もう一つ見分け方を書いておきます。
神道系は『○○稲荷神社』や『○○稲荷大社』という名前がついています。
仏教系は『○○稲荷』と呼ばれている事が多く、それとは別に正式名称がついています。。
例えば豊川稲荷の正式名称は『圓福山 豐川閣妙嚴寺』という名前です。
この様に見分ける事が出来るので、参考にしてみてください。
本当に行ってはいけないのか
私が思うのは、『特に気にする事はない』というのが本音です。
色々言われていますが、結局の所は気の持ち様ではないでしょうか。
実際豊川稲荷の公式Webサイトを見てみると何やらありがたい様な事が書いていますので、ありがたい場所なんでしょう。
そもそも多くの人が行っている場所ですので、そんな所が悪い事は無いと私は思っております。
歴史のある場所ですので、もし悪い場所であったら色々言い伝えも出来て、誰も寄り付いていないでしょうからね。
結局私は神様とやらを本気で信仰しているわけではないので、こんな感じのオチになってしまいます。
とか言いながら1月10日のえべっさんには行ったんですけどね。
都合の良い所だけは神頼みという神様にとって一番迷惑な話ですよね。



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