最近は幼稚園や保育所で設備が豪華になってきているのはご存知でしょうか。
建設から何十年も経過している建物は別として、公立でも私立でも新しい建物は便利設備が設置されている事が多々あります。
息子達が通う保育所は建て替えてこども園にメタモルフォーゼする事になっていて、建設中の間、合体する幼稚園をこども園の仮園舎として使う事にります。
先日そちらの幼稚園にお邪魔して見学させていただきました。
古い園舎に豪華設備の違和感と不要感がすごい
年単位で仮園舎として使う幼稚園は設備が新しく新設されていて、今現在通っている保育所と比べるとかなり豪華な装備になっています。
私の持論になりますが、子供が通う施設に便利設備は必要ないと思っています。
なんなら少々不便なくらいがちょうどいいのではないかとさえ思っています。
便利機能は必要な人にとってはバリアフリーとなるので、必要不可欠な存在だと思っています。私が言いたいのはあくまで現時点で必要としていない物をわざわざ設置する事はないという考えなだけですので勘違いしないでくださいと先に言っておきます。
手洗い場の自動水栓は何故いるのか
最近はどの施設のトイレに行っても自動水栓は当たり前の様についています。
これは水の出しっぱなしを防ぐ事が目的で着けられている事はご存知だと思います。
幼稚園を見に行かせていただいた時にも手洗い場に自動水栓がついていました。これは元々ついていたわけではなく、どう見ても新設されているものでした。先生は『手洗い場も自動ですよ!』とほらすごいでしょ!的な感じでおっしゃっていて、それを聞いたお母様方は『おぉ!すごい!』というような反応をしていました。
私は何故これが必要なのかとしか思いませんでした。
勿論単純に子供なので水を出しっぱなしにする可能性が大いにあるから、それをなくして水道代金を節約する事が目的なのはわかっています。手動の水栓よりも自動水栓の方が高価なのは間違いないですが、節約できる水道代金を考えると費用対効果で自動水栓にするというのはもっともな考え方である事に間違いありません。
それに、蛇口を閉め忘れて水が駄々流れの状態を先生が閉めに行く手間を考えても自動水栓ならその必要が全くなくなるので、人手不足に喘ぐ保育業界から考えると導入するのは必要不可欠なのだろうという想像もつきます。
そこまで理解しておきながら何故私は自動水栓の導入が不要だと考えるのかという事にも理由はありますが、理由は後ほど書いていきたいと思います。
トイレ・手洗い場のオートライト
これも最近の施設に行けばほぼ間違いなく着いている機能の一つです。
トイレで大きい方をしている時に急に電気が消えて焦った事は誰もが一度や二度は経験している事ではないでしょうか。
この機能も幼稚園には搭載されていました。先述の自動水栓と同様に新設されている事は間違いありません。
それもやはり私には必要とする意味がわかりませんでした。
設置されている意味は先述の自動水栓と同じで、電気代の節約と先生の負担軽減である事は間違いないでしょう。他にも理由があるのかもしれませんが、私には考えが及びませんでした。
便利設備が必要ないと思う理由
大人の人に対して便利設備が有るのは便利なのでいいかもしれませんが、幼少の子供達に便利な設備は絶対に必要ないと私は思っています。
子供のくせに!という様なくだらない話ではなくて、子供の時期の吸収が多い時期には少々不便な方が、経験を積む事が出来ると思っています。
これが不便だからどうしたら良いかな?と考える事もなくなるので、成長を妨げる一つの要因になってしまうのではないかと思っています。
何でも便利になるのは便利な事なので大変良い事だとは思っているのですが、子供が成長する過程において本当に必要なのかそうでないのかを考えてしまいます。
というような事を書いたら『じゃぁ通わせるな』とか『家で教えるのが親の仕事だろ』というような事を言う方がいるんだろうなと思うし、私もそうだと思います。
そんな深い話しでもなく、単純に2年しか使わない園舎に何でそんなもん新しく着けたのかなという疑問を持っただけの話しです。新しく建てた園舎に戻った後に使う予定がまだ立っていない仮園舎に対する税金の使い方が気になりました。



コメント