田舎に移住する時に知っておきたい事5選

雑記
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空気も澄んでいて人ごみもない、人が多い地域と比べて確実に時間がゆっくり流れていると感じる田舎という場所は、東京や大阪など都会と言われる場所に住んでいる人が、時々旅行などで訪れた際に『いつかこんな所に住みたいな』と思わせる魅力的な場所です。

田舎に住もうと思って土地を買って家を建てて引越し手続きをして引っ越せば、取り敢えず田舎に住むという形は出来上がります。しかしそれは文字通り田舎に住んだだけになってしまいます。田舎で生活するという事は都会で生活するのとは少し勝手が違います。

将来的に田舎に住もうと思っている貴方から、今から田舎に住む事になっていて、ちょっと不安になっている貴方まで、実際田舎に住んでみて体験して感じた田舎ライフに必要な事をかいていこうと思うので参考にしてみてください。

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田舎暮らしは素晴らしと思うけど…

私はかつて3年間だけですが田舎で生活をしたことがあります。素晴らしい自然に囲まれて素晴らしい仲間も出来ました。限定的だった生活でしたが、田舎に住むって素敵な事だと心底思っていますし、ゆくゆくはその地に住みたいと本気で思っていて、ヨメのミィ子も連れて行った事がありますが、いかんせん虫が苦手なミィ子なので絶対に住めないと言っているので、残念ながら諦めるしかないのかなと思っています。

そんな田舎での生活ですが、都会の生活に疲れたからという理由で田舎に住もうと考えている人は、若干考えが甘いかもしれません。田舎には田舎の生活があって、都会で生活するのも田舎で生活するのもさしたる違いはありません。

近所に病院がないとか買い物できる店が大してないという利便性だけを考えたら確実に都会の方が楽ですし、コンビニなんて洒落た物は基本的に無いと考えてください。

そうです。

私が住んだことがある田舎というのは本気の田舎ですので、都会から車で1時間程度で行けるような『都会の人から見たら田舎』という程度の田舎の話しなんてしていませんので、都心から1時間~1時間半程度の場所に引越ししようと思っている人は対象外になってしまいます。むしろ移住を考えている人が参考になるかもしれないという程度の話しです。

田舎に住むという事の意味を知る

田舎に住むという本当の意味は何なのかをよく理解しておく必要があります。

自分は何のために田舎で生活しようと考えているのかという明確な理由が無いとまぁまぁ早い段階で辛くなってしまうでしょう。

私は高校に通うという明確過ぎる程明確な目的があったにも関わらず、3ヶ月で嫌になったのを記憶しています。

嫌になった理由1:何もない

当然なのかもしれませんが、基本的に不便です。

何もないという事に慣れていないので、夜ちょっと買い物に行こうと思っても基本的に19時か20時には商店が全滅してしまいます。買い忘れという事が許されない状況は中々厳しいものがあります。

現代ではインターネットで基本的に何でも手に入りますが、『今欲しい!』という欲求には応えてくれませんので、計画的に動かなければいけないという事を意識しておかなければいけません。

嫌になった理由2:水にやられる

基本的には上水道という物が存在しているのですが、私のお世話になっていたお宅ではキッチン以外全部川の水でした。

水道と同じ形をしているのですが、出て来る水は川の水が直接流れてきています。お風呂などは当然川の水を利用しているのですが、私の割り当てられた離れの部屋に引いている水は全部川の水なのですが、私は何の疑いもなく水道から出て来る水を飲んだら美味しいんですよね。

『田舎は水道水さえも美味しいんだな』と思っていたらきっちりお腹を壊しました。水に慣れるまで約1ヶ月くらいはお腹の調子が悪くて辛かったのを記憶しています。

そして問題は雨が降った時です。

普通に泥水みたいな色の水が流れてきます。これどうやって使えば良いのかな?と考えて、結果水を溜めて砂を沈殿させて上澄みを使っていました。

嫌になった理由3:トイレが汲み取り

下水が整備されていない地域は当然の様に汲み取り式のトイレになります。俗に言うぼっとん便所ってやつですね。私がそれまで生活していた上で使っていたトイレの臭いとは一線を画すとんでもない香りがしています。

しかし人間えらいもんで慣れるんですよね。匂いに関しては慣れても、暖かい季節になるとビックリするくらいハエが飛んでるんですよ。

大をする時に座っているとお尻にハエが普通にとまりますからね。これに関しては仕方ないので我慢しますが、3年間では慣れる事が出来ませんでした。

嫌になった理由4:虫がのサイズ感がバグレベル

私はそもそも虫が好きなタイプだと思っていました。幼少の時から蝉取りやカブトムシ、クワガタなども取りに行っていたし、なんならゴキブリさえも手でさわれるレベルです。

初めて行った時は冬でしたし、入学の時は春なのでまだ虫が本気を出す前の段階です。

夏になったらとんでもない景色に変わります。自動販売機には虫がビックリするくらい集っていてそれを捕食しようとクモが巣を大量に作ります。そこには今まで生きてきてみた事もない虫が割と多くいて、そのサイズ感もかなり大きいです。

最早自動販売機は使えません。

ほとんどない街灯には光の広がる形にびっしりカゲロウが飛んでいます。原付で走っていると、光を目掛けてまぁまぁ大きい虫が飛んできます。当然ですが当たれば中々の痛みを伴いますので、夏なのに長袖必須です。

玄関の前の電気には当然虫がたかりますが、キャベツの葉っぱかと本気で思ったくらい色鮮やかでそれくらいのサイズの蛾がとまっていた時は本気で家に入れないのではないかと思いました。

寝ていたら天井から見たことないくらいのサイズのムカデが落ちて来るし、それに刺されて見事に熱がでたのは今では良い思い出です。

嫌になった理由5:受け入れられない

私自身若かったという事もありますし、そもそも社交的な性格ではないというのも原因となっているのかもしれませんが、『県外生のシィ坊君』みたいな呼び方をずっとされていました。

特定の友達数人はできましたが、町そのものが受け入れてくれているという感じは全くしませんでした。学校でも陰湿な嫌がらせをされたりと、みんなと仲良く出来始めたと私が感じるまで2年近い期間がかかりました。

家族から離れて行っていたので、孤独感が尋常ではなかったと記憶しています。実質嫌になった一番の理由はこれなのかもしれません。

田舎で上手くやっていく方法

私は決してうまく立ち回れたと言えませんが、その結果田舎で生活するにはどうしたら受け入れられやすいかという事が見えた気がします。

はっきり言って1~4は慣れるしか選択肢がありません。

問題は5です。そこをクリア出来れば素敵な田舎ライフが始まると言っても過言ではありません。いかにして受け入れてもらうかが問題になってきます。

意外と簡単?受け入れてもらう方法

基本的にファーストインパクトが大切なので、最初で変な人間だと思われてしまってはイメージを回復させるのが難しく、出来たにしても時間がかかってしまいます。

移住が決まって引越す前の段階から近所のご挨拶は欠かせないですね。出来るだけ社交的に振る舞う事が重要です。基本的に田舎の人は外の人間を信用していないのかと思ってしまう程まぁまぁの壁を作っている様に感じます。焦らずゆっくり溶け込んでいくようにしましょう。

郷に入っては郷に従え

我々の先人は素晴らしい教えを残してくれています。田舎でなくてもそうですが、その場所場所でルールがあったりするので、基本的にそのルールは守らなければいけません。

私が一番感じたのはこの部分で、普段通りではなく、周りの状況を判断して行動しなければ受け入れられにくいと思います。

そして私が一番馴染めた、受け入れられたと感じたのは方言を使う様にした事です。

私は関西人なので、基本的には関西弁を使っているのですが、田舎で自分の方言を押し通すのはオススメできません。馴染み過ぎてどれが関西弁かわからなく使っているので、おそらく現地の人からしたら変な方言ととらわれているかもしれませんが、『私は馴染もうとしています!』というアピールにもなるので、これは本当にオススメです。

何の為に田舎で生活しようと思っているかにもよるとは思いますが、煩わしい人間関係に嫌気がさしたから田舎でひっそり暮らしたいというのは難しいです。

田舎で生活すれば住民みんな家族です。知らない人なんていない状況の中に知らない人が入っていくのですから、そりゃ気を使わなければいけません。地域の行事にも積極的に参加しなければいけません。人付き合いという点においては田舎に移住するのは大変だと私は思います。

郷に入っては郷に従えという言葉をしっかり理解して、馴染む努力が出来る自信があるなら田舎への移住はオススメです。

まとめ

田舎で生活するというのは、思っているほど簡単な事ではありません。

土地土地の風習や行事、ルールを理解して、受け入れてもらう努力をするという事が面倒だと思って怠ったら『変な人が引越してきた』と囁かれるようになり、助けてくれなくなる可能性も十分考えられます。

逆に受け入れてもらえたらこれほど強い事はありません。家族が沢山増えたのと同じような効果を発揮してくれます。

私の様にたった3年間しかいなかった人間に対しても、旅行がてらその地にいくと『おかえり!』と言って迎えてくれます。別れる時も『また帰っておいで! 』と言って手を振ってくれます。自分ここに来てもいいんだと心から思わせてくれます。

田舎に移住を考えている人は田舎の表面的な良さだけではなく、厳しさという側面がある事をしっかり理解した上で、それを乗り越える事を決意してから移住を決行してください。

場所にもよるとは思いますが、田舎は良い所です。

因みに私が行った田舎は高知県の四万十町(旧大正町)という四万十川沿いの山の中です。いつか住めたらいいなと思いながら今からどうやってヨメを説得しようか考えなければいけません。それと仕事をどうするかも考えなければいけませんよね。

この記事を書いた人
シィ坊

兵庫県芦屋市で倒産寸前の会社を経営しながら阪神間を拠点にタクシー乗務している副業ドライバー。
タクシー乗務中に起こった出来事や私生活の事を徒然なるままに記しています。
読んでくれた方が少しでも笑顔になってもらえるように役に立ちそうで役に立たないブログを更新しています。

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柔道参段 体重115キロのタクシー運転手

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